気象庁によりますと この地震による日本への津波の影響はありません

気象庁によりますと この地震による日本への津波の影響はありません

【ロサンゼルス共同】メキシコ中西部で19日午後(日本時間20日未明)に発生したマグニチュード(M)7・6の地震で、メキシコ当局は20日、西部コリマ州で新たに1人の死亡が確認され、死者は計2人になったと明らかにした。建物170軒以上と、道路や橋も一部損壊したとみられる。

USGS=アメリカの地質調査所によりますと、現地時間の19日午後1時すぎ、日本時間の20日午前3時すぎ、メキシコ中西部ミチョアカン州を震源とするマグニチュード7.6の大きな地震がありました。メキシコのロペスオブラドール大統領は、自身のツイートで、震源地のミチョアカン州に隣接するコリマ州でショッピングモールの壁が崩落しこれまでに1人が死亡したと明らかにしました。地元の有力紙によりますと、ミチョアカン州では病院を含む複数の建物に被害が出ているということです。NOAA=アメリカ海洋大気局は、この地震でメキシコ沿岸に最大で高さ3メートルの津波が発生するおそれがあるとして一時、注意を呼びかけました。NOAAによりますと、コリマ州やゲレロ州などで津波を観測し、このうちコリマ州では高さ79センチの津波を観測したということですが、その後、津波のおそれはなくなったとして呼びかけを解除しています。メキシコにある日本大使館によりますと、現地に住む日本人が被害にあったという情報は入っていないということで、引き続き確認を進めるとしています。

メキシコ中西部で、日本時間の20日午前3時すぎ、マグニチュード7.6の地震が発生し、これまでに1人が死亡しました。この地震でメキシコの沿岸では最大で高さ79センチの津波を観測しましたが、アメリカ海洋大気局はその後、津波のおそれはなくなったとしています。

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の22日午後3時16分ごろ、メキシコのミチョアカン州を震源とするマグニチュード7.0の大きな地震がありました。気象庁によりますと、この地震による日本への津波の影響はありません。

USGSによると、震源地はミチョアカン州とコリマ州の州境付近で、震源の深さは約15キロだった。太平洋津波警報センターは、メキシコ沿岸などで1メートルを超す津波が到達する可能性があるとしている。地震後、SNSに投稿された動画では、震源地付近で全壊した建物などの様子が映っている。

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