これはメキシコシティだけの問題ではない
素晴らしい文化が豊富にあるメキシコ。メキシコシティにはさまざまな考古学的な遺跡があり、もっとも重要な遺跡の一つは街の中心で見つけることができる。それはスペインの侵略により1521年に終えることとなったアステカ帝国の首都、テノチティトランの名残を感じられる神殿、アステカ遺産(Seminario 8, Centro Historico, Mexico City)だ。ここでは、過去と慣習を学ぶ特別な経験ができるだろう。
メキシコシティ観光の中で楽しみにしていた事の一つがリベラの壁画を見ることだったのですが、有名な...続きを読む『メキシコの歴史』が修理中でした。
そして、この都市が現在のメキシコシティの原型として拡大していき、いまでは湖の姿は跡形もない。都市の沈没の原因となる物理的な変化が、こうして引き起こされたのだ。
この分析の結果、メキシコシティの地盤沈下が収まるまで150年ほどかかることが明らかになった。さらに新しいモデルによると、地盤沈下の度合いがブロックごとに異なっていることも明らかになった。ソラノ=ロハスがメキシコシティに引っ越してきたとき、建物が傾いているように感じたのはこのためである。
メキシコシティ歴史地区はスペイン統治時代のヨーロピアンな建物が並び、アステカの神殿跡があり、日...続きを読む本の支倉常長率いる. 慶長遣欧使節団がローマに入る前に立ち寄った土地です。
巨大都市メキシコシティーの中心ソカロの周りにはメトロポリタン・カテドラルや国立宮殿など、スペインの統治が始まってからのバロック様式の建築物が並んでいます。また、アステカ時代の遺跡も市内に残っています。特にアステカ時代のトラテロルコ遺跡、スペイン統治時代のサンティアゴ教会、それに近代的なビル群が集まる場所は「三文化広場」と呼ばれ、メキシコの歴史を象徴しています。街の南にはメキシコシティーが昔、湖上に浮かぶ都市だったことを思い出させてくれるソチミルコの水路が残っています。
メキシコは地震国。1985年と2017年には、ともに9月19日に大地震が起き、多数の死者が出た。湖を埋め立てたメキシコシティは揺れが大きい。こうした地震に耐えてきたのが1956年完成のラテンアメリカタワー(⑧)だ。中には博物館もあり、ビルの構造も解説されている。展望台からは市内が一望できる。
メキシコの首都メキシコシティは、2,000万人の人口を擁する世界最大級の都市。ここはかつて“テノチティトラン”と呼ばれ、広大な湖に浮かぶ小島に杭を打ち築かれた、アステカ帝国の首都でした。しかし16世紀、スペイン人のコルテスにより征服され滅亡。街は徹底的に破壊され、湖は埋め立てられ、コロニアル調の大都市が建設されました。市の南にあるソチミルコの「浮き畑」はその名残で、テノチティトランという湖上都市がこの地にあったことを伝えています。
成田から直行便で行ける最も遠い都市メキシコシティ。メキシコの首都であり様々な都市から人や物資が集まる場所。標高が高い為、少し余裕をもったスケジュールで組むのがおすすめです。気候は暑くなりすぎず、寒くなりすぎず。街歩きには程よい気候。朝晩が冷えるので特に冬は防寒を。メキシコ人は人懐っこい人が多いので、簡単なスペイン語の挨拶を覚えておくだけでも一気に距離が縮まります!物価は日本よりも比較的安め。日本食料理のお店も多いですよ。
テオティワカン(Teotihuacan)テオティワカンはメキシコシティ市街地から北東に約50kmの郊外に位置している古代都市です。紀元前2世紀頃に建造され、紀元後8世紀頃に滅亡したと言われており、メキシコ最大級のピラミッドを有しています。太陽のピラミッドと月のピラミッドと呼ばれる2つのピラミッド、死者の大通りと呼ばれるメインストリート、ケツァルコアトルの宮殿などがあります。「テオティワカン」とはナワトル語で「神々の都市」という意味ですが、これは後年つけられた名前で、当時の名称はわかっていません。太陽のピラミッドは世界で3番目の大きさだと言われ、歩いて上まで登れることもあり、観光客に大変な人気があります。
カトリックはメキシコで最も信仰されている宗教で、メキシコシティには数年前からバチカンへの訪問者数を超えた、グアダルーペ大聖堂(Fray Juan de Zumárraga No. 2, Villa Gustavo A. Madero, Gustavo A. Madero, 07050 Ciudad de México)がある。
それなら安心だと思うかもしれないが、実はこの差が問題を悪化させている。メキシコシティ全体が均等に沈んでいれば問題ないというわけではないが、沈下の度合いが場所によって異なることで双方にまたがるインフラが影響を受けやすくなるのだ。
これはメキシコシティだけの問題ではない。地下水を過剰にくみ上げれば、地盤沈下はどこでも起こりうるのだ。実際にインドネシアの首都ジャカルタは年間10インチ(25.4cm)沈んでおり、カリフォルニア州サンホアキンヴァレーでは1970年までに28フィート(8.5m)の沈下が観測されている。
干拓地であるメキシコシティの地盤は、かつて水を多く含んでいて緩かった。食器を洗うために流しに水を張って皿を何枚も入れると、隙間に水が入り込んで皿が浮いた状態になるが、水を抜くと皿同士がぴったりと積み重なる。地面も同じで、粘土層の粒子の間に水が多くあると粒子は自由に動き回るが、水がなくなると粒子は固定される。こうしてメキシコシティでは、地盤を安定させるために帯水層の水が抜かれ続けてきた。
メキシコ湾経由で、悠久の時を感じる古代マヤ遺跡と5つの世界遺産を求めて巡るコースに参加した際に...続きを読むメキシコシティにも宿泊し、その時に泊まったホテルの前にあったのがロータリーの真ん中に建てられていた「天使」の名を持つ独立記念塔でした。