ところが 宮沢章夫氏はアプローチがぜんぜん違う

宮沢章夫」

8月7日に体調不良であることをツイートで明かし、同9日には「入院中。いきなり集中治療室に入ったのだ。カラダにさまざままな機器類を付けられているのだった」とつづっていた。そして、最後となる同20日の投稿には「それにしても眠い。さよなら。宮沢章夫」。コメント欄には「大丈夫ですか」「心配です」などと多数寄せられていた。

また、死去が伝えられた後にも同投稿には、「最後のツイートがこれはいくらなんでも、らしくありすぎですよ。いやですよ」「宮沢さんのお陰で人生が豊かになりました。今までもこれからも大好きです!ありがとうございました」「大好きだよ、宮沢章夫さん」などと追悼の言葉が寄せられた。

劇作家や演出家、そして小説家などとして幅広く活躍した宮沢章夫さんが今月12日、うっ血性心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。65歳でした。

ところが、宮沢章夫氏はアプローチがぜんぜん違う。「だからなんだ?」という「どうでもいいこと」に一人こだわって、こだわって、考えて考えて文章にしている、その過程の文章が「そこはかとなく」面白いので、どんな話だったのかうまく要約できないのだ。だからたぶん僕の記憶に定着しないのだと思う。

元「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」のメンバーで、劇作家・作家で演出家の宮沢章夫氏が12日、うっ血性心不全ため、65歳で亡くなったことが20日、主宰を務めた所属劇団「遊園地再生事業団」の公式ツイッターで発表された。

おすすめの記事