首都メキシコシティでも大きな揺れがあったという
メキシコで19日午後1時14分(日本時間20日午前3時14分)ごろ、中部を震源とする強い地震があり、少なくとも200人以上が死亡した。
日本もメキシコ同様地震大国です。地震はいつ起きるかわからないので事前準備がとても大切です。
【サンパウロ=外山尚之】メキシコ南東部の太平洋沖で23日午前10時29分(日本時間24日午前0時29分)、大規模な地震が発生した。メキシコ国立自治大学の地震学研究所によると、地震の規模はマグニチュード(M)7.5。首都メキシコシティでも大きな揺れがあったという。
今回の地震は、32年前の大地震を追悼する救助避難訓練がメキシコシティで開かれてる最中に起きた。
メキシコシティのミゲル・アンヘル・マンセラ市長は地元テレビに、市内44カ所で建物が全壊しており、救助チームが作業を進めていると話した。
地震研究所によると、震源地は南東部オアハカ州の沿岸から23キロメートルの位置にあり、その後も余震が続いているという。被害の全容は明らかになっていないが、地元メディアによると、オアハカ州の高速道路で地滑りによる死者が発生している模様だ。
政府の市民保護当局はいったん、248人が死亡したと発表したが、その後216人に下方修正した。ツイートしたところ、首都南のモレロス州だけで少なくとも71人が死亡したほか、プエブラ州では43人が死亡したもよう。メキシコシティでは86人、メキシコ州では12人、ゲレーロ州では3人、オアハカ州では1人の死亡が確認されている。
阪神•淡路大震災と熊本地震の本震はともにマグニチュード7.3でしたので、ほぼ同じ地震がメキシコで発生しております。
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の20日午前3時5分ごろ、メキシコ中西部ミチョアカン州の沖合を震源とする地震がありました。震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.5と推定されています。NOAA=アメリカ海洋大気局によりますと、この地震によってメキシコの沿岸で津波が発生するおそれがあるとしています。
メキシコ政府によると、オアハカ州で地滑りや建物の倒壊が発生し、少なくとも4人の死者が発生したという。
米地質調査所(USGS)によると、地震の規模はマグニチュード(M)7.1。震源は首都メキシコシティから約120キロ南のプエブラ州アテンシンゴの近くで、深さ約51キロ。プエブラ州とモレロス州で大きな被害が出ており、メキシコシティなどで複数の建物が倒れた。複数個所で高速道路や橋も崩れた。
メキシコではちょうど32年前の1985年9月19日に、首都を中心に1万人以上が死亡したメキシコ大地震が起きている。今月7日にはM8.1の地震が起き、同国南部で90人以上が死亡したばかり。
地震警報は鳴ったが、訓練の一部だと誤解する住民もいたという。
メキシコも日本同様地震大国として有名で、2017年にもマグニチュード7.1の同規模の地震でたくさんの被害が報告されております。