停電への備え停電時の安全対策は

水道の蛇口まで水を送りためには電力が必要です。そのため停電になると送水できなくなり断水します。最近では停電時も送水できるよう発電機を備えているところもあります。

ただ、このインフラの中でも「電気」は別格です。 なぜなら、「ガス」「水道」「通信」を抑制するシステムが「電気」を利用し運用しているからです。 現代社会では人々が電気に依存した生活を送っているため、停電が長引けば長引くほど生活に支障をきたします。 ビジネスにおいても停電は大打撃を与える状況。パソコンやサーバーなど情報機器だけでなく、ビジネスフォンなどネットワークに繋がれている通信機器までもが遮断されることになります。

停電になると、IHコンロが使えなくなり、鍋やフライパンを使った調理ができなくなります。そんな時、非常食でカップ麺を用意している場合は、お湯でなくても水でつくることもできます。

また、トイレは基本的に断水時以外は使えますが、近年増加するタンクレストイレは停電時使用ができません。携帯トイレは防災セットの重要なアイテムの1つですが、停電時にも活用できることも覚えておきましょう。

真冬に停電が起きたときにストーブがないと、セーターや防寒コートを重ね着しなくてはなりません。手が冷たいと手袋も必要になります。それでも暖まらないと大変です。しかも重ね着をするほど体を動かしにくくなり、手袋をしていては必要な作業もできなくなります。

台風による停電は、電柱や送電線の破損が原因で起こるケースが多いことから、日本全国どの地域でも起こる可能性があります。また、台風の規模によっては復旧までに長時間を要するケースも珍しくありません。

スマートフォンは、停電時や災害時の情報収集に役立ったり、慣れない環境でのストレス解消になったりします。

オール電化住宅のトイレは大きく分けて3種類あり、停電時に水の流し方はそれぞれ異なります。

夏に停電で冷房が使えない場合の対処法は、まず熱中症にならないように予防することが大事です。室内にいるときでも、外出時でも、のどが渇いていなくても、こまめに水分や塩分、経口補水液などで補給する必要があります。

乾電池は、ラジオや懐中電灯、モバイルバッテリーなどを操作するのに必要なエネルギー源です。災害時や停電時に困らないように、普段から多めに備えておきましょう。

近所も停電の場合、停電復旧まで時間がかかる可能性もありますので、電気機器のプラグをすべてコンセントから抜き、水を溜め、備品や防止グッズを確認して、復旧を待ちます。

オール電化で一番困るのは、真冬に停電が起きた場合です。エアコンがつけられないので、寒い地方では、寒さ対策が必要になります。その時の必須アイテムがストーブです。石油ストーブあるいはカセットガスストーブがあると、長い停電にも安心です。

台風による停電中は、テレビが使えなくなります。停電中に最新の台風気象情報や各電力会社が発表する電力復旧の見通しを確認するときには、スマホを活用しましょう。

停電によって、水道が止まる場合があります。水道の給水には、排水管の水圧だけで各家庭の蛇口まで水道水を送っているところもありますが、給水管にポンプをつけて水を送る増圧式直結給水方式がとられている地域では、停電でポンプが動かなくなり、水が止まります。

相次ぐ台風による停電に備えて全国各地の自治体も新たな取り組みを進めています。電気自動車の活用です。

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